遺品整理と不用品回収の大きな違い

遺品整理と不用品回収が違うところ

遺品整理と不用品回収では片付けや整理の観点からみると一見同じようにとらえられがちですが、内面的なところでは大きく異なっています。どのような違いがあるのかをご紹介していきたいと思います。

遺品整理と不用品回収の相違点

遺品整理というのは故人の方が残されたもの、つまり「遺品」を取り扱うわけです。一方不用品回収というのは要らないものを片付けるということです。整理(片付け)という点では同じところがありますが、決定的に違うのは、遺品には相続人がいるということです。仮に一人であれば相続人は一人であり、処分をするも残すもその相続人がどのようにするかを決めることが出来ます。しかし二人や三人といった相続人がいる場合には、一人の権限で遺品整理を行うことは出来ません。それに対して不用品には相続人がいるわけではありませんから、処分を誰かに許可を求める必要はありません。所有者の意思によって処分出来ます。まずここが一番の相違点となります。

遺品整理と不用品回収での処分の違い

遺品整理の場合は相続人同士での話し合いをして、形見分けや誰が何を受け取るのかの分割協議がまず行われます。その後に誰も必要の無い物、いわゆる遺品処分となるものが決まりだします。さらにその中で売却出来るようなものがあれば遺品買取りの流れになっていきます。ここでも買取にならなかったものが、最終的な遺品処分となるわけです。ここまで整理された時には不用品回収と同じようになるわけです。

つまり遺品を相続人との話し合いを元に「整理」をして仕分けをしていくことが非常に重要になります。その仕分けも金銭的な物ばかりではなく、思い出にまつわる「写真」「ビデオテープ」といったものもあります。処分をしてしまえばもう二度とそれらを見ることは出来ません。ですので、慎重に整理をする必要があります。

そして不用品回収はお家の中をスッキリ片付ける、そういったお手伝いとなるわけです。

遺品整理業と不用品回収業としての違い

遺品整理業と不用品回収業の作業の違いはといえば、それらに付随するお炊き上げなどは除いて、整理については違いはもちろんあります。不用品回収業はお部屋の中から運び出しするのは遺品整理業者と同じですが、要らないと決まった物だけを引き取りをします。

一方遺品整理業者はというと、何が必要で何を残してと残すものを仕分けしていく作業が含まれるわけです。ここも大きな違いの一つです。金銭に係わるもの、重要な書類の発見などとても重要なことばかりです。

業者任せもよくありません

遺品整理業者だから全ての仕分けをお願いしていいのかといえば、決してそうではありません。目に見えるものの仕分け、例えば整理をしていたらお金が出てきたというのは「残すもの」としてすぐ分かります。しかし思い出の品などは大切な度合いが個人によって異なります。これは業者には分からないものとも言えます。ですから、ご親族の方々で積極的に整理をされることをお勧めいたします。全てを業者に丸投げではなく出来る範囲まではご親族で、残りの出来ないことについては業者依頼というのがベターなやり方になります。

遺品処理を不用品回収業者に依頼すべきではない?

遺品整理の仕分けや遺品買取りも済んだ後の作業であれば不用品回収業者への依頼でも構わないと思います。家具や大型家電など、一軒分の家財の場合には量も増えますから、選ぶなら運びが上手で荷量の多さにも対応できる業者が良いでしょう。

遺品整理中のトラブルで多いこと

遺品整理に起こりゆるトラブルとして多いのが物の紛失です。業者に処分されてしまったという事例です。不用品かと思い持って行き処分してしまったということです。事前のきちんとした整理やご親族様との打ち合わせが不十分な場合起きうることです。やはり作業の前には綿密な打ち合わせが必要です。

遺品整理業者に依頼するメリット

遺品整理業者に依頼をするメリットとしては、整理仕分けの作業も依頼出来るということです。「どこか家の中にあるんだけどな~」とご親族様での整理が済んだ後でもまだ見つからないものや、もし仮に出てきたならば残して欲しい物を言えば、仕分け分別整理の中で残してくれます。このあたりが遺品整理業の真価が問われるところです。

まとめ

遺品と不用品の違いとして、遺品は相続人がいるので処分は勝手にできないものです。遺品整理は仕分け分別と引き取りまでを一貫したものに対して、不用品回収は要らないものを引き取りにくるということ。作業の性質が似て非なるところがあるということです。