遺品の指輪を売る時の確認するポイント

遺品の指輪の売却

遺品で出てきた指輪を相続人同士の合意の元に売却することになることも多いかと思います。その時にですが、指輪によってその価値に違いがあるのはご存知ですか?色目が金色だから「金」というわけでもありません。貴金属の見るポイントについてご紹介していきます。

貴金属の種類

●金

●プラチナ

●シルバー

こういった物が一般的に指輪で使われる貴金属の種類です。ですがこの中からさらに種類が分かれていきます。例えばゴールドですが、ゴールドにイエローゴールド・ホワイトゴールドがあります。イエローゴールドは一番目にする機会の多い色目のものです。確かにピカピカに磨いたときは黄色してますね。

イエローゴールド

イエローゴールドは”純金”というわけでなく、金に銅と銀を混ぜて作っています。

ホワイトゴールド

ホワイトゴールドですが、実際には白いゴールドというのはありません。ではどのようにしてこの色目を作るのかというと、合金にしてるのです。イエローゴールドにニッケルもしくはパラジウムを混ぜることによって白い色になるのです。その割合はイエローゴールドが75%でニッケルもしくはパラジウムが25%の比率です。出来上がった後は光沢が出るようにロジウムメッキをすることが多いのですが、中身は金ですからメッキあつかいにはもちろんなりません

ピンクゴールド

これも金に銅を混ぜることにより赤色を出しています。割合は約25%ほどですが、銅が増えるほど赤みが増していき、レッドゴールドに近づいています。昔は無かったいろですが最近はピンクも増えてきました。ただピンクゴールドは銅との混ざりが多いため非常に硬い合金となります。作り手としては少し扱い辛い素材のようです。

プラチナ

プラチナ(白金)の場合はカラーはありません。ただし純度には違いがあります。

シルバー

シルバー(銀)もイエローやピンクというのは一般的ではありません。そしてプラチナと同様に純度に違いがあります。

純度の表示

金の純度

金であれば純度を示す刻印が必ずあります。24K 18Kが主流です。中には10Kというものもあったり、歯の詰め物で使うのに金が使われていたりしますが、これも10K~14Kくらいの純度です。しかし歯の詰め物ですから成分表示はありません。

24Kというのが純金という扱いになります。18金は 24Kに銀と銅を混ぜて作ります。金の割合が少なくなるほど数字が小さくなり、14Kや10Kと成っていきます。

プラチナの純度

プラチナの場合はPt1000 Pt950 Pt900 と分かれています。Pt1000は純なプラチナということですが、実際は99.5%ほどで、100%は出来ないようです。その次に950や900というのは金と同じく、べつの金属混ぜてつくります。この時の割合によって純度が決まります。

プラチナは純度が高くなるほど黒みを帯びます。そして決して硬い金属ではないということ、そういった理由から色目を白くし硬度が増すように合金にされるわけです。

欧米ではPt950が主流です。しかし日本では扱いやすいPt900が主流です。

シルバー

銀にも純度がいくつかあります。最初に”純銀”という純度99%以上のものです。その次にSV950 SV925 SV900といったものがあります。これらも混ぜ物の割合によって決まります。日本製のシルバーの指輪はSV925の刻印が入っているものが多いと思います。

売却の時には刻印が大切

金の売却の時には打刻された”24K”や”18K”が大切です。この表示がなければ買取は難しくなります。メッキは薄い金の被膜を作るようなことですから、見た目や色目はよく似ています。しかし打刻がないということはメッキの可能性が高いわけです。仮にどうしても調べたい時にはエックス線検査が出来る買取店でないと鑑定は出来ません。その時にはペンチやニッパーで潰しての検査になることを予め了承してということになります。

金以外のプラチナやシルバーも、その純度によって地金買取の価格は変わりますので、刻印は大切です。

あと24KGPいう表記の物があることもあります。よく金杯などに使われることがありますが、これはメッキです。GPとはGold Platedの略です。地金としては売れませんから、商品として売るしかありません。

シルバーの場合は洋銀というのがありますが、これもニッケルのメッキだったりするのですが、銀の地金の価格は元々安いので、大半がSV925だと思いますが、やはり刻印は確認する必要があります。

地金として売るか指輪として売るか

遺品で出てきた指輪ですが、売る時には指輪として売った方がいいのか、地金として売った方がいいのか迷うこともあるかと思います。指輪として売る場合には指輪についているルース(石)の価値や評価、今の時代に身に付けても古さを感じないようなデザイン性指輪であれば地金での買取以上に評価されることはあります。しかしそうでない場合には地金として売りに出した方が良いかもしれません。地金として売る場合には、相場が高騰していれば高くもなりますが、あまり欲をかきすぎて待ちすぎると暴落することもあります。相場も見ながら売り時を探るというのもポイントになってきます。

まとめ

貴金属はグラム単位で金額の変わるものですから、その刻印や純度というものが非常に重要です。もし地金としてではなく指輪として売却するのであれば、ルースや指輪自体のデザイン性が大切です。地金買取の場合は相場価格の75%~95%といったところになるでしょう。

遺品整理の費用が安い業者の秘密を教えします

遺品整理の費用が安い業者

遺品整理の費用は、その量が多いことからどうしてもかさんでしまいがちです。ワンルームのお部屋くらいなら数万円程度で済みますが、3LDK以上くらい間取りともなるとかなり大掛かりな作業となり、そのコストも大きくなってしまいます。見積もりをいくつか取ってみると、各社それなりに開きがある場合があります。ではなぜそのような開きがでるのか?費用の安くなる業者の傾向についてご紹介していきます。

エリア的な要素

最近はネット検索で業者を選ばれる方も多いと思います。検索に出てくる業者順に問い合わせすることも少なくないかと思いますが、はたしてその業者はお住まいから近いところの業者なのでしょうか?実際には検索にヒットする業者というのは近い業者ばかりではありません。見積もり依頼や作業依頼をすればもちろん来てはくれます。しかし見積もりに来るのもその距離分のコストはかかってしまいます。

そして作業も移動など距離の点でコストが増える場合があります。こういったことから、その費用分が見積もりに反映してしまうということが考えられます。

仕分け的な要素

遺品処理となるものでは、どれだけ分別してリユース・リサイクルが出来るかがコストダウンの鍵となります。金物系、プラスチック系、紙や 本類系、 衣類系、ガラス系、木材系、は再資源化によるリサイクルを行われています。

そして傷みの少ないものや商品として評価されるものはリユースに品として使えます。

こうしたリユース、リサイクルがどこまで徹底してしまうかでもコストには大きく反映してしまいます。

仕分けが不十分て多くのものを一般廃棄物業者に依頼してばかりでは、遺品整理の費用を安く抑えるのは難しくなります。

経験と横の繋がり

コストを抑えるためのリユース、リサイクルというのは、その業者がどれだけ色々なリサイクル業者やリユース業者を知っているかにもかかってきます。

これは過去の経験や横の繋がりにより情報を多くもっているからこそ出来るわけです。

遺品の買取りを合わせて

遺品整理の費用を安くするのには遺品の買取りが一番効果的です。売却するものにもよりますが、一件分の買取りと相殺して遺品整理の費用が全部賄える事例もあります。

遺品業者による買取りであれば、一度に出来て手間もかからないというメリットはありますが、貴金属や宝石類やブランド品のような専門店に出したほうが良いアイテムというのもあります。

遺品整理業者に全部任せるか、遺品を分けて売却するかは品物によって分かれるでしょう。

費用が増えてしまうところ

遺品整理費用のなかで一番かかるコストが人件費です。細かな整理の作業が多い場合には、どうしても人手がかかってしまいます。そして荷物の量が多い場合は車両費もかかります。

効率の良い作業

人工や車両費はかかったとしても効率の良い作業により作業日数を減らすことができれば、これもコストダウンになります。この効率の良い作業というのは、やはり経験値からくるものであり、長い実績を積み重ねることで分かるわけです。。そう考えるとベテランのスタッフがいる遺品整理業者というのは安くやるための知恵もあるということです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?遺品整理の費用が安い業者というのは、リユース・リサイクルによる仕分けの努力と買取が出来る目利き。そして経験により作業効率を上げれる会社ができることだというわけです。見積もりは複数取られるかと思いますが、価格差にはこんな理由によるものなのです。

遺品の宝石の売却方法と相続税について

遺品の宝石売却の仕方とそれにかかる税金

 

遺品整理をしていて宝石や貴金属類が出てくるというのはよくある話です。金は最近の相場では高値ですからわずかな量でも非常に高価な価格で買い取りしてくれます。それでは宝石はどのような扱いになるのでしょうか?宝石の売却についてご紹介していきます。

人気の宝石

宝石買取の中でも評価の高い宝石とそうでないものがあります。評価が高いというのは人気であったり、石のクオリティということであったりします。人気の高いものとしてはダイヤモンド・ルビー・エメラルドが特に人気です。そしてカラット数などによって評価が変わります。

ダイヤモンドでは4Cという言葉を聞いたことあるかもしれませんが、カットされたダイヤモンドで「カラー」色「クラリティ」透明度「カラット」重さ「カット」研磨の頭文字をとっています。ダイヤモンドの品質を表すもので、それぞれの項目(Cごとにさらに細かく評価が分かれていきます。)

鑑定ができるところで査定

高価な宝石については鑑定ができる専門的なお店で査定をされることをお勧めいたします。それは一般的な買取店ではおおよその買取はできますが、カラット数やクラリティやカットや研磨のクオリティまで鑑定できるところが少ないからです。

買取の査定がルース(石)ではなく、指輪などの枠になる18金などの地金の買取の査定であれば一般的な買取店でも大丈夫です。

買取の価格に差があるの?

宝石だけで買取をしてもらえるというのは、本当に貴重なルースだと思ってください。小さなダイヤモンドではなかなか買取してもらうことはできません。ダイヤモンドは高いというイメージがあるかもしれませんが。それはカラット数も大きなダイヤです。メレダイヤのような小さなものは原価で言えば数百円~高くて2000円位のものでしかありません。数十万円~数百万円で購入したダイヤのクラスでないと高値で買い取りというのは現実的には難しいです。その買取の値段ですが、これも先ほど述べたようにルース買取の専門店とジュエリーやブランドの買取してるようなお店とでは買取の価格に差は出ますから、やはり専門店がおすすめです。なぜそのように買取に差が出るのかといえば、専門店はいわゆる元締めみたいなところで、街で買取をしているお店は仲買人のようなポジションです。仲買人が元締めのところに商品を卸すようなイメージと言えば分りやすいかもしれません。

どういったところに専門店があるのか?

分かりやすい場所でいうと、東京の御徒町近辺は貴金属やルースの販売を販売している卸問屋が集まっている地域です。この地域には宝石を専門としているお店ももちろんあります。そして問屋街ばかりにしかないわけではありません。御徒町に本店があるお店で、ほかのエリアに支店を出していることはあります。ネット検索でそれは調べることは可能かと思います。

遺品で出てきた宝石を売却した時の税金

遺品の中から出てきたものは自分の私物ではありません。あくまで遺産の一部になります。ですので、相続人の許可なく勝手に売ることはしないほうがトラブルを避けるためにもしないほうが良いでしょう。分割協議書のようなものを作成してから売却したほうがスマートです。そしてその税金ですが、これは遺産の一部なので相続税に含まれるかと思います。相続税自体が3000万円までと相続人が一人頭600万円の控除があります。ですので、家や車や宝石を売って、控除の範囲内なら相続税は課税されませんが、それを超える場合は課税となります。詳しくは税理士さんに相談されることをお勧めいたします。

遺品を勝手に処分して相続トラブルになる可能性

遺品の処分にまつわるトラブル

遺産として残された中には遺品として車や家財道具や美術品などがある場合があります。これらを勝手に処分してしまうことで思わぬトラブルへ発展してしまうことがあります。親族間でのトラブルというのは何とも嫌な感じがしますよね?そうならないためにどうしたら良いかをご紹介していきます。

相続人の確認をする

まず遺産や遺品の整理をする前に、相続人が誰なのかを調べる必要があります。不動産なんかの場合でお父さんとその兄弟の共同名義になっている物件の場合は、ご子息たちだけでその不動産を売却することも出来ません。

また希なケースかもしれませんが、自分達が知らない異母兄弟・兄弟や異父兄弟・姉妹が発覚することもあります。認知されていて、相続人としての権利があれば同じテーブルで相続について話合いをしなければいけなくなります。

遺産として受け継ぐものの価値を確かめる

不動産のようなものは明らかに資産として明確です。もちろん預貯金や證券も至極当然です。

しかし車両や家財道具はどうなのでしょうか?

車両は数百万円になるものもあります。家具も高級なものなら価値を認められるものもあります。美術品も有名画家の作品であれば数百万円~数千万円になるものもありますから、車・家財道具・美術品だから資産では無いという解釈は少し違ってきます。

これくらいのものなら「勝手に処分してもいいか」と思わず、相続人同士で確認すべきです。下の手順にも書きますが、書類の作成がまず先です。

デジタル遺品

最近では證券の情報などをパソコン端末に入れていたりする場合があります。場合によってはタブレットやスマホにもパスワードの記載があるかもしれません。こういった端末をただの家電製品のように処分してしまうと、後からそれらの情報を見つけ出すのは困難極まりないことです。只でさえ端末があってもパスワードロックの解除なども大変で、専門業者に依頼をしないと解除できません。ですので、デジタル系の遺品も処分する前には吟味が必要になります。

遺品の整理の手順

不動産などん含めて、写真や美術品など遺産や遺品に関して、相続人の名前を書き記した”遺産分割協議書”を作成します。まずは親族間で話合いや取り決めを行い、協議書を作成するようにしましょう。

この協議書があることで、そこに記載された相続人が相続するものだけを受け取り、処分売却等を行うことができます。

間違って他の相続人が受け取りするものは処分しないでください。

勝手に占拠されるケース

これもよくあるケースですが、預貯金がまったくなくて、あるのは家のみ。そこには親と同居していた子供が住み続けるというケースです。

他の兄弟がいる場合には、その兄弟にも相続人としての権利があります。そこで同居していた兄弟を家から追い出してまでして、家を売却して遺産をわけあわなければいけないでしょうか?話合いもなく勝手に占拠し続けるというのは、他の兄弟からしても心象は良くありません。より良い解決はやはり話合いしかありません。もしどうしてもトラブルに発展する場合の仲裁に入ってくれるのは弁護士となります。

形見分けをする場合

遺品を処分売却などをするわけでなく、故人さまの形見分けをしたい場合、その場合も分割協議書に載せてからが良いでしょう。※分割協議書は絶対必要ではありませんが、相続人トラブル回避に有効です。

まとめ

遺品の処分はいくら親のものであっても、他の相続人がいる場合には勝手に処分されないことをおすすめいたします。遺産分割協議書を作成した後に処分や形見分けを行い、それらを受け取りするようにしたほうが良いでしょう。

遺品整理でナイフが出てきたらどうしますか?

遺品でナイフが出てきた時

遺品整理をしていて思わぬものが出てきたりすることがあります。その中でもナイフなんかが出てくるとビックリしてしまいますね。そんなナイフの種類や許可などについてご紹介していきます。しっておかないと銃刀法違反になりかねない場合も出てくるのでご注意ください。

刃物は携帯の厳しい

刃物というのは誰でもどこでも持てるものではありません。持っているだけで罰則がくだることもありますので、注意が必要です。刃渡りの長さによって携帯が出来ません。

刀剣の中でも種類がいくつかに分けられます。刀とやりとなぎなた。剣とあいくちと分けられます。そして長さによっても分けられます。(あいくちとは鍔(つば)の無い短刀のことを言います)

刃渡り

刀・やり・なぎなたの場合:刃渡り15センチ以上

剣とあいくち :5.5センチ以上

刀剣類は美術品として伝統工芸品として作られるものだけが認められ、実用的なもので殺傷能力の高い物は所持することは出来ません。

現在ではダガーナイフは所持できません。こういった物が遺品から出てきたら処分してください。詳しいことは警視庁ホームページでhttp://www.npa.go.jp/safetylife/seikan51/ssb_akb.htm

ポイント:家庭で使う包丁も5.5センチ以上の長さになります。これを所持していたら捕まってしまうということはありません。しかしこれを家から持ち出して、護身用であったり趣味のように携帯することは出来ません。車の中に置いておくということも同じです。

所持・携帯

釣りに使うナイフなどを釣りのために持って行く場合や、板前さんが自分の包丁を持ち歩くというのは正当な理由として認められます。しかしダガーナイフののように殺傷能力の高いナイフは所持することすら許されません。持っているだけでも許されないということです。

もし所持していけない刀が見つかった場合

遺品の中には「日本刀」のようなものが出てくるかもしれません。もしそういう刀が出てきた場合、許可などは特に必要はありません。しかし刀には登録証というものが与えられます。この登録証が無い刀の場合には所持できません。登録証の無い刀を持つことは不法所持となり懲役、もしくは罰則となります。こんな刀が見つかった場合には所轄の警察署に「発見届」を出さなければいけません。必ず登録証が必要です。よくあるケースでは、お爺さんが旧日本軍に属していて、その時に使っていた「軍刀」が出てくるという事例はあるかと思います。このケースも「発見届」を警察に出されることをおすすめいたします。

ナイフの種類

サバイバルナイフ

大型の歯がついたもので、切ったりするだけの用途だけではなく枝打ちをしたりと鉈(なた)のような使い方もします。歯の裏側がギザギザな形をしていて、のこぎりのようにも使えます。持ち手の柄の中にわずかにスペースがあり、薬やコンパスなどを収納出来たりします。サバイバルナイフという名前だけにサバイブ(生き抜く)ためのナイフです。大きなサイズの物が多いです。刃渡り5.5センチは超える物が多いので携帯は出来ないでしょう。

フォールディングナイフ

折り畳み式の小型ナイフ。キャンプや登山などにも使うことが出来るようなものです。これも小型ではありますが、刃渡り5.5センチを超える物は携帯できません。しかしキャンプで使うなど正当な理由がある場合は除きます。

ダガーナイフ

突いたり刺したり、切断にも使えるナイフ。非常に殺傷能力が高く、刃渡りも10センチ~30センチで携帯も所持も出来ないナイフです。見つかり次第処分しなければいけません

日本刀

日本古来の伝統工芸品の美術品として認められています。しかし携帯することは出来ません。登録書の無い物は所持できません。

まとめ

刀やナイフというものは刃渡りの長さによっても携帯ができないものがあります。携帯するにも正当な理由が無い場合は認められません。そしてナイフによっては所持すら許されないものもあります。許可については特にありませんが日本刀のようなものは登録証が無い場合は所持できません。登録証の無い刀や剣が見つかった場合には所轄の警察に発見届を出すようにしましょう。

 

遺品整理士がする仕事とは

遺品整理士

まず遺品整理士とは以前は聞いたことがなかった名前だと思います。これは新しく名づけられた名前の”士業”の一つです。社団法人の「遺品整理士認定協会」というところが呼び始めて、今では認定を受けた業者がそう呼ぶことができますが、国家資格ではありません。受講料を支払い、レポートを提出することで認定を受けることが出来ます。テストというようなものではありません。

なぜこのような協会が発足して”遺品整理士”という職業が生まれたかといえば、近年は核家族化が増えることで遺品整理が困難になりつつある世の中になってきています。そしてご親族様と業者の間でトラブルも増加しました。そこで法順守で正しい遺品整理が出来るように協会が出来たわけです。故人様の遺品を取扱い、手順や順序などを正しく身に付けることが”遺品整理士”としての仕事を行う上で重要だと考えるわけです。

遺品整理の主な流れ

遺品整理はご遺族様からまずご相談・ご依頼を遺品整理業者が受けます。そしてお家の中で整理の作業や家財道具の搬出の作業を行います。次に遺品処分となるものは一般廃棄物業者へ形見分けになるものはご遺族様の元へ。リユースが可能な物などはリサイクルショップが引取りとそれぞれ分けられることになります。おおまかですが、このような流れで遺品整理は行われます。

遺品の整理の重要なところ

遺品の仕分けというのは、ゴミの分別をするのとは違います。仕分けしている中から貴重品や思い出の写真、ずっと探していて見つからなかったものなどもあるかもしれません。そういった物をご遺族様と共に仕分け分別する作業が遺品の整理ということになります。

これを闇雲に処理をしてしまえば整理ではなく、ただの片付けに終ってしまう。こういった懸念からも遺品整理は手順を踏んでの仕分けが一番重要なこととなります。

現在の遺品整理業者の数

全国の遺品整理業者の数というのは2000年ころには3000社ほどだったのが、現在では9000社以上の数に上っております。三倍以上の数に増えているわけです。競争が激しくなるということは費用の面で安くなったりと、依頼人からすればメリットがあるように感じることもありますが、作業に不慣れな状態で加入してくる業者もあり、作業品質やモラルの低下というのも懸念されます。

遺品整理業への依頼メリット

遺品整理自体はご遺族様でもやろうと思えばできることです。絶対に利用しなければいけないものでもありません。しかし家族が大勢いて手分けをして作業をするなら負担は少ないですが、少ない人数で行う遺品の仕分けというのは苦労が尽きません。さらに女性だけの家族の場合は苦労がさらに増えます。そういった手間を手助けするのが遺品整理業です。そして遺品の買い取りなども行う業者もあり、「古い」「汚い」「多分売れないだろう」ご自身であれば捨ててしまってたであろう物が買取対象になったりと、これも故人様の品物のを次の人へとつなぎ有効活用なります。このような知識や知恵をもっているのも遺品整理業なんです。そして最大のメリットは、終わりが見えないと思っていた作業が時短で整理出来るということです。数か月~1年以上の時間を使っても終わらない作業が数日で済むということです。

家財品の運び出しの作業

家財道具というのは小さなものばかりでなく、大きなタンス類も含まれます。こういった物を運び出すにはそれなりの技術は必要になります。運び出すものに傷が付くことよりも、建物に損害を与えないということが大切です。中古物件で売りに出す予定の建物に傷をつけては大変です。そうした運びの技術というのは経験が無ければ出来るものではありません。もし事故が起きれば後味の悪い終わり方をしてしまうものです。そうならないためにはやはり経験豊富な業者選びが重要です。

まとめ

遺品整理士とは社団法人 遺品整理士認定協会が呼び始めた呼称です。遺品整理の手順やモラルの向上をはかり、さらに法順守のために正しい教育を受けた人たちのことです。遺品整理業は遺品の整理や仕分けだけでなく、遺品の形見分けなどの仕分け、遺品処理やリユースのためのリサイクルショップとの連携等でご遺族様のお手伝いをするのです。

遺品で出てきたネックレス

遺品で出てきたネックレスなどのアクセサリー処分

遺品整理をしているとネックレスなどのアクセサリー類が出てきたりします。これらの整理はどうしたらよいでしょうか?まず一番最初に考えなければいけないのが、いくら身内といえども他の相続人の了承を得ずに処分や売却ができないということです。仮にこれが非常に高価なものであったときに自分で独り占めなんてことはできません。相続人で分割する必要があります。家や車なんかと同じです。もしくは売却しないにして、形見分けであっても”遺産分割協議書”に記入することも出来ます。

ネックレスの価値

ネックレス自体の価値ですが、指輪の場合は18金やプラチナを使って石もダイヤモンドやエメラルドやルビーのようなものを留めているものが多いです。ですがネックレスはカテゴリー的に”ジュエリー”扱いではなく”アクセサリー”の扱いです。その理由ともいえそうなのが、チェーンなどの金属部分は18金やプラチナを使っているものはほとんどありません。なぜかといえば、それらを金やプラチナで作ったら非常に高価になりすぎるからです。ですので売りやすい価格にするということで、メッキを施されたものが大半を占めているわけです。なので装飾品の扱いとなっているわけです。もちろんイタリアやフランスなんかの高級宝飾メーカーには金で作ったようなネックレスあります。これはれっきとしたジュエリーですし、もしこんなネックレスが出てきたらもちろん遺産分割の対象になりますから、勝手に処分してはいけません。

ネックレスの金属の見方

貴金属には刻印が必ず打刻してあります。フックのあたりとかに”18K”や”950Pt”のような刻印です。金色をしているからといっても金でない場合があります。もしこういった打刻が無ければメッキと思ってもよいでしょう。どうしても調べたい方はエックス線で鑑定ができる地金買取店に持ち込めば分かります。

石の価値

ネックレスについている石の価値ですが、これも指輪などに比べるとグレードの低い石が使われることが多いです。金属部分が安価な仕上げで、石だけが高いということは稀なケースです。ですので金属の価値に比例する形になると覚えておいたほうが良いかと思います。ちなみに石だけで売却となると、ダイヤモンド・エメラルド・ルビーで品質の高いものは評価されます。

売却するならどこへ?

このネックレスを売却するにはどこですればよいかということですが、ネックレスとしてうるのであればリサイクルショップや質屋さんなど。ブランドではない場合には買い取りしてもらえないこともあります。

もし地金として売れる金属が混ざっているのなら貴金属買い取り店でも買い取りしてもらえます。上記したように刻印があればです。

最後の方法としてはフリマアプリを使ってご自身で出品販売をする方法です。アプリ登録をしたのちに、ネックレスの画像を撮ります。手順に従い出品。落札された後に発送をします。指定の口座に売却代金が入金される仕組みです。最近のアプリは随分かんたんになったとはいえ、手間を嫌う方にはおすすめできません。

まとめ

まずはそのネックレスの分割協議を行い、処分してよいことになったら売却等をするようにしましょう。

商品として地金としてでその価値は分かれ、売り先もリーユースなのかリサイクルなのかによってお店も異なります。自分で売る場合は手間もかかりますが、一番高くなる可能性はあります。

遺品のお焚き上げについて

遺品整理のお炊き上げ

お焚き上げとは「どんど焼き」とも呼ばれ、愛用していた物が不要になった時に天に返す儀式の一つです。炎によって清めるのが目的です。お正月にお札や破魔矢やお守りを神社に持って行き置いてくると思いますが、後に全て”どんど焼き”によって浄化の儀式が行われるのです。

遺品のお炊き上げをしてくれるところ

遺品として出た物も、お炊き上げをしたいと思えば、お寺や神社といった宗教施設で受け入れてくれます。もしくは遺品整理業者が窓口になって受け入れてくれるケースもあります。

誰に依頼すべきことなのか

受け入れ自体は寺院や神社や遺品整理業者とありますが、実際に誰に頼んだ方が良いことなのかということも気になります。

気持ちのこもった愛用品の浄化のためが目的なわけですから、やはり神社や寺院といったところが一番良いでしょう。(ただし何でもお炊き上げしてくれるわけではありません。持ち込みしたい神社や寺院に確認が必要です。)

そして、遺品整理業者がダメかといえばそうでもなく、ただ費用的なところです。

神社やお寺に持ち込めば、費用とか料金といったことではなく”お礼”という形で納めます 一方、遺品整理業者は集めた遺品を一括してお炊き上げします。いつでも受け入れて手間はかからないですが、その分費用は割高です。 寺院や神社ではいつでも受け入れてくれないというデメリットがあります。

性根抜きとお炊き上げ

間違ってはいけないのが、位牌を処分する時は”お炊き上げ”ではありません。まずは性根抜き(魂抜き)を先にしなければいけません。檀家寺で行いその後にお炊き上げです。この性根抜きをしてもらう場合ですが、宗派が違うと出来ないこともあり、どこのお寺でも簡単にやってもらえるというわけではありません。まずお位牌に関しては宗派から調べるようにしましょう

費用の目安は30000円~40000円といったところです

永代供養

永代供養というのは性根抜きもしなくて、お炊き上げもしない場合です。そのお寺で預かってもらいずっと供養をしてもらうことです。お墓が無い人などがこの永代供養をしてもらうケースが多いようです。しかし”永代”といっても期限が無いというわけではなくそのお寺の事情にもよりますが、数年から週十年といったところで管理されるようです。費用は~50万くらいのようです。

神社が見つからない場合

住まいから遠方であったりと神社がすぐに見つからないことも多いかと思います。そういった場合には遺品整理業者をりようすることも有効です。

もしくはお炊き上げ代行業者というのもあり、宅配で送り地域の宗教施設でお炊き上げをしてくれるようなところもあります。涙(なだ)そうそう

まとめ

お炊き上げをする場合には、何をいつするのかによって寺院や神社へは依頼できない場合もあります。その場合には遺品整理業者やお炊き上げ代行業者を利用して行うことが良いでしょう。

遺品で残った大量な古本の整理方法

遺品で残った大量な古本の整理方法

遺品整理をする場合に大量に出てくるものといえば”本”です。

最近の人たちは本離れにより、文庫本などを自宅に集めることは少なくなったかと思います。今時代は漫画といったところでしょう。

しかし遺品整理をすることになる団塊の世代の方々は非常に本を集められていた方が多く、本棚にはギッシリと詰まっている事例を数多く見てきました。

本の処分

本は再販可能なものでもありますから、古本として売ることも可能です。しかし全ての本が売れるわけではありません。

以前は医学書などは高額で買取もしてくれた時期もありましたが、最近はネットの時代ですから、いくらでもウェブから情報が拾えます。そういった書籍の需要も減ったことにより買取なども減ってしまいました。ですので、専門書ではなく漫画本や文庫本くらいが買取の対象と思われた方が良いかと思います。

では売れない本はどうするのかといえば、本はリサイクル可能な再資源化できるものです。古紙として処分可能です。その地域の集団回収の日にちに合わせて置き場所に置いておけば収集してくれます。

もし集団回収が無い地域の場合は、お住いの近く古紙業者を探してみましょう。持ち込みをさせてくれるところも多いですが、事前に確認してからが良いでしょう。

しかし、一軒分の本の整理の場合は大量になることが多く、乗用車で運ぶには少し追い付かないかもしれません。

本の整理の難点

本の整理をする時に非常に困るのがその重量です。1冊2冊くらいなら大したことないですが、これが数百冊・数千冊となるとかなりの重量です。ある程度の量を紐で縛って運び下す。この作業が結構堪えるんです。

私たちが以前に行った作業で、一軒家から本だけの引き取りで重さが1.5トンくらいあったお住まいがありました。トラックにほぼ1台分の量です。これだけの量をご家族だけでするというのは少し無理がありますね。

売れる本はどこで売る?

漫画本や文庫本など売れそうな本はどこで売ったら良いのでしょうか?

手っ取り早く売りたいのであれば”ブックオフ”のような古本屋へ持ち込み、もしくは集荷依頼をする。手軽に売却が出来ます。しかしその買取の金額はそこまで期待するほどでもありません。1冊数十円程度なので、数百冊あっても1万円いくかどうかといったところです。

もし、もっと高く売りたいというのであれば、時間と手間がかかりますがフリマアプリなどを利用して自分で売る方法です。汚れがあればきちんと清掃をして、購入者の目を惹く必要があります。同じタイトルを出品している人は山ほどいますから、きちんとしなければ落札してもらえません。売れた後も梱包も自分でしなければいけません。落札者は商品が届くのを待っていますから。速やかな発送が必要です。 複数のタイトルを一度に出品すると結構手間ですが、古本屋に売るよりかは高く売れますから、時間に余裕のある方へおすすめいたします。

まとめ

手間暇をかけずに処分をしたいなら、まずは出張の買取業者の依頼をして、引取りしてくれるものを持って行ってもらいます。そして残った物が処分となりますから、ご自身で少しずつ収集日の前に処分をする。もしくは、その作業が出来ないのであれば業者依頼も一つの方法です。

遺品整理の費用に差が出る理由

遺品整理の費用の差

遺品整理を業者に依頼をしようとした場合にはホームページの料金表を参考にされるはずでしょう。

しかしサンプルの同じ間取りの部屋での目安の金額ということで紹介はあっても、実際には正確な費用を知ることは難しいかと思います。

では何故金額に差が出てしまうのでしょうか?

作業内容による費用の違い

一軒分の遺品整理となるとワンルームのお部屋でも数万円はかかります。

一軒家となれば20万円~50万円くらいは最低でも必要です。同じ一軒家でも30万円の差はどこからくるのでしょうか?

同じ間取りであったたとしても、その作業内容によってかかる経費はことなります。この辺りの差額についてご紹介いたします。

 

人員の数による差

例えば、大型であっても家具ばかりの引き取り作業であれば作業員の数は少な目で構いません。

その逆に食器棚にお皿が入ったままであったり、押し入れやタンスなどの収納にぎっしりと中身が詰まった状態からの作業であれば、一つずつ中を見て仕分け分別の作業が必要になります。

細かな作業ですから、人員の増員が必要になります。この人件費分がコストアップになります。

ロケーションによる差

例えばですが、間取りは1LDK のお部屋で一階の場合と階段で5階のお部屋があったとします。積み込む荷物は同じくらいだとしても、同じ金額で出来るかといえば難しいです。

階段下ろしとなれば人手も必要になるからです。バケツリレーのように上から下へ下ろす作業は2名程度では無理があります。

もしこれが、エレベーターのついたマンションの高層階なら一階と同じ料金で出来るのでしょうか?

これも同じというわけにはいきません。高層階ともなればエレベーター待ちが起きます。高層階マンションの場合は貨物用エレベーターが備えてあるところがあります。しかしその数は限られているため、他の配送業者と兼ね合いながらの作業となります。時間が通常よりもかかることが想定されますから、一階からの作業を基準とした場合にはやはり費用はかさんでしまいます。

ケース2、一軒家の場合によくある事例

同じ一軒家といっても普通に道路に面した家と通路の奥に建った、いわゆる”旗棹地”の物件や、建物の下が駐車場になった高台に建った物件では作業量がことなります。

これも人員を増やして対応しなければ作業が追いつきません。

主に費用が増える理由としては作業員の人件費がかさむということです。

ケース3、平米数や坪数によっても相違が起きる。

同じ1LDkであっても、30平米の場合と45平の場合でトータルの荷物の量は異なる場合が大半です。

さらに一軒家の場合では都心近郊の場合はおおよそ20坪くらいの面積に一軒家が建ちます。

しかし郊外では50坪程度の敷地に家が建つところもあり、延床面積は同じ一軒家でも全く違ってしまいます。その場合は家財品の量もまるで量が異なります。

このように建物の大きさによっても家財品の量の誤差が生じるものです。

こういった理由により「一軒家3LDK」といっても金額が20万であったり50万であったりするわけです。

まとめ

作業の内容や建物の立地などのローケーションによって作業量が異なることから、同じ間取りであったとしても費用が異なります。

正確な金額を知るためには、やはり現地見積もりというのが重要になります。