実家の遺品整理

一軒家

親が亡くなった後に実家の整理をしなければいけないことがあると思うのですが、その遺品整理についてご紹介していきたいと思います。

一軒分の遺品整理

親の家のすべてを遺品整理。つまり一軒分を整理するとなればそれ相応の準備や時間も必要になります。

時期

葬儀が終わった後にいつ遺品整理を始めれば良いのか?を考える方もいるかと思います。実際のところ、これには決まった縛りはありません。ただ節目として四十九日の法要が終わった後にする方が多いです。しかし告別式の時に初七日法要も同時にすることが最近は多いので、初七日が終わった後、つまり告別式の翌日に遺品整理を始める場合もあります。

過去の事例で言えば、大掛かりな一軒分の整理ではなく、同居していた親の部屋を整理で葬儀の翌日に行ったということがありました。少量の場合なら手軽に遺品整理をすることも出来ますし、整理をすることで残された家族はリ・スタートすることも出来ます。

その逆の事例で言えば、四十九日を過ぎた後でも遺品整理が出来ない場合もあります。それは何故かといえば親の荷物を整理してしまうことで無くなることへの恐れからです。親が使っていたものへの愛着から処理が出来ない方も多くいます。「いつまでにしなければいけない」という決まりがある遺品整理ではありませんから、気持ちの整理が出来た後に始めるのが一番良いことだと考えます。

作業

遺品整理の作業は兄弟・姉妹・親戚と身内で行えるのであればそれに越したことはありません。昔話をしながら遺品を整理するというのは家族の絆も深まります。形見分けなど大切に残しておきたいものは事前にしておくのがベターです。

家財道具の処理は基本的にご自身で処理することはできます。燃えるごみ・不燃ごみ・粗大ごみなどに分別すれば良いわけです。しかし一軒分の場合は量も多いので時間はかかるので、それ相応のスケジュール確保は大切です。

注意しなければいけないのが、冷蔵庫の中身などの生ごみになるものです。お家の電気を止めてしまうと冷蔵庫も止まってしまい、その中の物が腐敗してしまいます。まずは冷蔵庫の中身や、それ以外にも食物関連の物は早めに処理することをお勧めします。

小さなものや細かい物の処理は手間や時間はかかりますが、誰にでも出来る作業かと思います。遺品整理の作業の中で困るのが大型家具や家電の処理が挙げられます。入居するときは引っ越し業者や配送業者が設置していることが多いので、ご自身でお部屋の中に運び入れていない場合が多いことでしょう。このような大型のものの運びが慣れている人も多くは居ないので、搬出で困るケースが多くあります。

運び出せたとしてもそれらを「粗大ごみ」として処理するわけですが、1回に申し込みが出来る数が決まっていたりすると、何回か分けて出さのなければいけなくなります。

一番困るのが、親の住まいと離れたところに住んでる場合です。大量に処理するものがある場合には何度も足を運ばなければいけません。行政の処理は基本的に平日なので、朝立ち寄ってゴミ出しをしに行く必要があります。

処理に困るもの

整理している中で処理に困るものもあります。例えば人形のようなものです。ゴミ処理として捨てるに捨てれないと仰る方も多いです。このような物は供養を兼ねて「お焚き上げ」をしてもらうのも方法の一つです。お寺や神社で行ってくれるところもあります。例えばネット検索で「人形供養 お寺」と調べてみると、そのお住まいの地域に近いところで供養してくれるところが見つかることも多いです。近くでないにしても宅配を利用して送付をし供養してくれるところもあります。

遺品整理業者を利用するケース

形見分けや出来る限りの整理をした後に大型の家具や家電だけを遺品整理業者に依頼をして片付けをするという方法もあります。短時間に作業を進めることが出来るので、急いでいる時には有効です。持ち家の場合は時間に余裕があるかもしれません。しかし賃貸の場合は退去日が決まっていますから、その日までに作業を完了しなくてはいけません。

費用の目安としてはワンルームくらいのお部屋なら約3.5万円くらいから依頼が出来ます。しかしこれは業者によって価格も異なりますから事前に見積もりをされることが大切です。

売却品

遺品整理をしていると全ての物がゴミ処理にはなりません。必ずリユース・リサイクル出来るものがあります。そういったものは中古として価値があれば売却することも可能。どこに売ればよいかはその品物によっても変わります。例えば貴金属の場合は、地金買取専門店がおすすめです。貴金属だけを買取しているお店なのですが、店舗数は少ないですが買取のレートは結構良いです。ブランドバッグや高級時計のようなものは質屋系の買取店がおすすめ。偽物が多いジャンルの物なので、しっかり鑑定出来るところが良いです。質屋はブランドの目利きにも強いですし、この手のジャンルの買取を強化しているところも多いので高額査定になる場合もあります。

売れると分かるような貴金属やブランド品はショップへの持ち込みも可能ですが、「売れるのか売れないものか分からない」というのが一番難しいところですね。ショップに持って行っても「買取出来ません」で持ち帰るのも面倒です。そういった場合に便利なのが遺品の出張買取です。出張で訪問をしてもらい、買取出来そうなものだけをピックアップ。そしてその場で現金買取。無駄なく手軽にできます。そしてその残った物を処理する流れになります。

遺品買取業者の中には買取も含め「無料引き取り」をしてくれるところもあります。お値段をつけて買取までは出来ないが、無料引き取りくらいなら出来る家財道具を持っていってくれる場合があります。少しでも処理するものが減れば整理業者に依頼する量が減り、結果として整理費用の節約につながるという訳です。

遺品整理の順序

遺品の整理を順序を立ててみるとこうなります。

  1. ご家族で形見分け・出来る限りの処理
  2. 売却品の選別。買取業者の訪問依頼
  3. 遺品整理業者への依頼。大型家具や家電品。処理に困るものの引取り

まとめ

実家の遺品整理は間取りが広くなるほど大変さが増します。家族で連携をして作業を進めることが大切であり、すべてをゴミ処理にするのではなく再利用出来るものと処理出来るものをしっかりと区別をすることも重要です。

ワンルームのお部屋程度なら1日で終わる内容ですが、3LDK~などの広いお住まいの場合には1ケ月から半年くらいはかかる場合もあるので、スケジュールを確保しながら進めて必要があります。

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