遺品整理の安い業者は良い業者?

遺品整理の費用が安い業者

 

遺品整理をしようと思ったときに、家族たちではとても追いつかない状況であった時には”遺品整理業者”を利用される方も増えてきました。今は数千社に数が増えて、先発・後発の色々な会社が混ざった状況です。その中から良いと思う会社を探すためにインターネットを駆使して安い業者を探される人もいるでしょう。しかし安さだけで選んでしまって本当に良いのでしょうか?今回はその辺りについて検証してみます。

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遺品整理の価格

現在の遺品整理の価格は各社料金表なども載せていたりします。最低ラインの価格ということなので、実際のところはその通りには行かないことがあります。

クリーンサービスより表を参照

遺品整理についての記事は最近は多く書かれていて、その中では「悪徳業者に騙されない」というようなネガティブな話題も多いですね。「相見積もりは3社は欲しい」とどこも書いていますが、まぁこれは当たり前かもしれません。引越しでも同じことですし。

しかし選ぶ側からすれば安い業者であればいいのですか?価格の安い業者が良い業者ということでしょうか?

利用する側からすれば安いに越したことはありませんが、安く叩きすぎて逆に後から後悔することだってあると思います。

遺品整理の処理にかかる費用

皆さん支払う金額の料金表などを見て「高いなぁ」と思われる方も多いかもしれません。確かに家一軒分の片付けですと50万円以上かかるケースもあります。しかし遺品整理業者がそんなに無茶苦茶儲かってるかといえばそうでもありません。リユース・リサイクルしきれないものは遺品処理として一般廃棄物業者に中間処理を依頼するわけですが、その費用は決して安くはないです。一軒家の遺品整理ともなれば人員も多く必要になりますし、車両の経費だってあります。そう考えると、家一軒分で50万円という金額もそれらの費用を支払うと会社には大した金額は残らないくらいです。

費用が安いと無理も出来ない業者

ご依頼者側からすれば安い業者は助かりますが、遺品整理の仕事を受ける側からすれば少ない予算でやりくりしなければいけないので、フルサービスってわけにはいかないところも出るでしょう。予算によっては通常よりも人員を少なくして対応したり、作業日数が延びてしまったりするかもしれません。それにご依頼者が納得できればよいのですが、もし納得いかないようなサービスだと思えば質を上げるしかありません。つまり予算を上げるということです。

”安かろう悪かろう”な業者を選びたくないのであれば、予算から業者を選ぶのではなく、どんなことをして欲しいとサービス面から業者を選ぶ必要があります。

悪徳業者の高額費用っていくらくらいからでしょうか?

高額請求の話題がこの業界や不用品の業界ではいつでも聞かれ、いまだに消えることはありません。悪徳業者による高額請求とはいくらくらいからのことを言うのでしょうか?しかし明確な基準となる金額はありません。サービスの行き届いた作業であれば通常の倍の費用がかかるケースだっておかしくはありません。しかし雑な作業内容で費用が高い時に依頼人は「ちょっとおかしくない?」となることでしょう。ですので、仮に100万円の費用だとしても、その内容に納得が行くか行かないかによって、悪徳にもなりますし高品質な業者にもなったりするだけのことではないでしょうか?満足度によって評価が変わるということですね。

見積もり書と契約書

メモを取る男性

見積もりを複数取るというのは良いでしょう。それで大体の相場というのが見えてきます。その中で気に行った業者に依頼をされるわけですが、そのまま契約書無しに依頼しようとしていませんか?依頼の契約書はあった方が良いです。高額な金銭のやり取りになるわけですから、書面が無くて後から追加請求されてしまうと困りますよね。

見積書と、実際に依頼をするにあたっての契約書には追加の費用が発生しないという記載を確認して依頼されると間違いないです。

質問や希望は多くしたほうが良いです

依頼する前には色々と作業のことなどを質問したほうがよいです。自分たちのして欲しいことや費用の中にはどんなサービスが含まれているのかなど、作業が始まった後では「聞いていませんでした」にもなりかねません。事前に多くの質問することで後々のトラブルを避けることにもなります。

まとめ

費用が安いというのはユーザーからすればありがたいことではありますが、サービスの面では安いことが落とし穴になる事もあります。きちんとしたサービスを受けたければそれなりの費用がかかるのも事実です。安さを選ぶかサービスを取るかは相続人同士で話し合って決められるのが良いですね。

 

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