遺品の整理にかかる期間や始める時期について

故人様がお亡くなりになられてからの遺品整理というのは事情によって行う期間というのは異なるかと思います。どのようなタイミングで遺品整理を始めて、どのくらいの期間をようするのかなどについてご紹介していきます。

遺品整理はいつから始めるべきなのか

遺品整理を始めるといってもお部屋のお掃除とは違うところがあります。「遺産」を受け継ぐということがありますから、早急に整理を進めるわけにも行きません。遺産には相続人というのがいますから、相続人との話し合いによってどのように遺品整理を進めるべきか相談しなければいけません。

相続人による協議

相続人には配偶者であったり、子供や兄弟というのがいます。他の相続人の許可がないまま遺品を持ち出したりすることは良いことではありません。たとえ家族であってもです。そういったことで不協和音が始まりますから、必ず協議をしてから進めるようにしましょう。相続人分割協議について

遺産の整理

遺産の中には車であったり貴金属や高級絵画など資産に相当する物があります。こういった物はきちんと相続人で分割協議を行うと良いでしょう。金銭として売却するものはして、残りが遺品整理として進めることとなるでしょう。

始めるタイミング

故人様がお亡くなりになられてすぐというのはよほど急いでいるような状況です。初七日をすぎて、早くても49日を過ぎてから位が落ち着き始めて丁度良いかと思います。それ以前というのは賃貸の物件など、どうしてもお部屋を出なければいけない状況などであったりします。

持ち家の方の場合ですと、一般的に相談受けるのは1年~2年位が経ったことが多いかと思います。誰も住まないままで空き家の状態で家が悪くなるなら、売却しようかと考え始めるころでしょうか。色々と整理がつく頃なのかもしれません。

気持ち整理をつけてから

遺品整理が中々進まない方の多くは、お父様・お母様との思い出が強く、家の中を整理してしまうことで忘れてしまうことに拒否感を持ち、長年に渡り空き家の状態で管理し続ける方もいます。それが悪いことでもなく、やはり気持ちの整理がつくまではそういう状態ででも持ち続けたい気持ちは理解できます。もし売却するのであれば「実家」というものが無くなってしまうわけですから、寂しい気持ちになるのは当然です。

時間をかけて納得が着いたころに始めるのが一番でしょう。

遺品整理にかかる期間

ご自身で始める遺品整理というのは、作業に取り掛かる人の人数によっても随分変わります。そしてどこに住んでいるかによっても手間は大きく変わります。間取りによっても異なりますが、3LDKクラスの一軒家の場合、丸ごと整理となれば2トン車で4~5台の荷物があると思ってください。タンスの中身を出したり、シンクの吊戸棚からキッチン用品を出したりと、全ての中身を出すと結構な量になります。それらを分別して出していかなければいけないわけですから、少ない人数で行うのはかなりの労力となります。

そしてその分別したものを普通ゴミで出していくのも、勝手に出すわけにはいきませんから、その地域のゴミ出しの曜日に合わせて、決まった時間帯に出さなければいけません。近くに住んでいれば難しいことではありませんが、離れたところに住んでいて、朝の時間帯に出しに来るのも苦労があります。

大半の方はこれに困ってしまうわけです。

スケジュール管理が大切

家財品の仕分け分別にも相当な時間もかかります。そのゴミ出しをするにも時間が必要ですから、きちんとした曜日のスケジュールを立てて行う必要があります。

最低でも1か月から半年の余裕を持って

お家の規模や量によっても異なりますが、一軒家の片付けをご自身でされていた方の中には半年以上かけて整理をされていた方がいました。一回あたりの出来る量というのが限らているというのが理由です。やはり余裕を持って行わない慌ててしまいますね。

終わらせる期間を急ぐ場合

最初はご自身で始めたにせよ、住宅の売買の期限に間に合わないとか、解体工事の期間が迫っているということで困られる方も少なくはありません。そういった時にはどうすれば良いかということですが、その場合には遺品整理業者に依頼をするのも方法の一つだということです。

遺品整理業者の利用

最初から遺品整理業者を利用される方ももちろん多くいらっしゃいます。遠方住まいで、自分達で遺品整理をすることが現実的でないと理由であったり、作業自体が出来ないなど、理由も様々です。費用についてはその整理される量によって異なるので、最初から依頼される場合と、途中から依頼される場合では同じ間取りであっても異なることでしょう。

いずれしても現地見積もりが必要ですね。

遺品整理業者のメリット

遺品整理業者を利用するというのは「時短」というのが大きなメリットです。遺品整理の期間をグンと短くすることが可能になるわけです。先に述べましたが、ご自身でされた方で長い方では半年以上に渡り遺品整理をされていた方がいました。そういった時間から解放されるというのがメリットとなります。

エンディングノートを家族に残す意味

終活の流れで、最近はエンディングノートというものも出てきました。遺言書とは何が違うの?そんな疑問も出てきますよね。家族に残すメッセージとしての正しいエンディングノートの書き方などををご紹介していきます。

まずエンディングノートとは

エンディングノートとは残りの人生をどのように過ごして、どのような終わり方をしたいかを書き記すノートです。そして家族が困ることが無いようにお金のことや重要書類のことや連絡先などを遺していきます。これを家族が読んでその通りにすれば事がスムーズにいくというわけです。

これがあるか無いかによって、残されたご家族はエンディングノートを書いた方の希望に沿って物事を運ぶことができるわけです。

書き方には決まりはありません

法的に有効となる遺言書とエンディングノートは違います。そのため書き方に制約はありませんから好きなように書けるのが特徴です。

死んでしまった後の事だけでなく生きているうちにしておきたいことを書いても良いでしょう。

映画“最高の人生の見つけ方“ではモーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンが末期の患者の同じ病室になったことで死ぬまでにやって起きたいこと“The Buckest List“を実行していきます。

つまりダイイングメッセージとは異なり、人生を最後まで謳歌するためのノートと言えるでしょう。

家族が知っておきたいこと

個人情報的なことは家族といえどもあまり知らない事が多いです。そんな情報を書き記すのは家族としてはありがたい事です。

例えば通帳/証券/パスワード/保険/年金についてがあります。これらが分かっていることで家族は非常に助かります。

そして仮に意識がなくなってしまった後に、“延命措置をしてほしい“や“自然死のままでいたい“と書くことで、その意思を尊重されることになります。

葬儀の時には「盛大にしてほしい」や「質素に家族葬にして欲しい」と書けばその通りにする事ができます。

書くときのポイント

このエンディングノートはいつか家族に見てもらうことになるものです。ですので、わかりやすく書く必要があります。そして何度ででも書き直しても構いませんから、納得いくところまで書いて見ましょう。

書き始める時期

エンディングノートを書き始める時期としての決まりもありません。ちなみに遺言書の場合は認知症が発症してからは作成が出来ません。本人の意思を曲げられる恐れがあるからです。とはいえメッセージとして残すものですから、意思がはっきりとしている時に書き記すのが良いでしょう。

保管場所

遺言書の場合は改ざんの恐れもあることから、公的なところで管理することを勧められますが、エンディングノートの管理する場所にきまりはありません。

しかしせっかく書いたのに見つけてもらわなければ意味がありません。見つけやすいタンスの引き出しでも構いません。誰かの目に触れるようなところに置くようにしましょう。※金庫などに入れてしまうとロックが掛かっていると開けられない場合があります。ですので、鍵などが無いところが良いかと思います。

汎用で購入できるエンディングノート

エンディングノートとは書き方には決まりはないと記しました。ですから白紙に好きなことを書いても良いわけです。しかし、いざ書き込もうとすると。「何を」「誰に」「どうする」など筆が進まないことも多くあるかと思います。

そこでですが現在は文具メーカーからなど様々な会社からエンディングノートというのが販売されています。テンプレート形式なので、そこにご自身がテーマに対して書き込んでいくわけです。

エンディングノートの選び方

エンディングノートの価格差もありますが、特に高価だから良いというものでもありません。残される人のために分かりやすくするということが大切になります。

「ダウンロード版」というものもあります。一見手軽に思いますが、データ自体がパソコン端末に収納されるため、これもパソコンにロックがかかっていると開くことが出来ませんし、どこのフォルダーに入っているのかを探さなければいけないというデメリットがあります。「ここに入っているからね」と周囲に事前に知らせておかないと、最悪は発見されないまま終わってしまう可能性もあります。私自身の意見としてはアナログな「ノート」の方が発見も容易ですから、こちらをお勧めします。

説明と書き込み式になっている物があり価格は数百円程度から販売されています。ダウンロード版は少々お高く数千円~となります。

購入方法

エンディングノートの購入方法としては書店、もしくはネットでも購入が出来ます。ネット購入は手軽で便利なのですが、中身がよく分からないデメリットがあります。書き込み式の場合には「書きやすいもの」ということが大切ですから、やはり書店で中身を確認して判断して購入するのが良いと思います。

ダウンロード版に関しては、書き込みのしやすさといったメリットを含めて、ネット上で説明がありますから内容も判断しやすいと思います。しかし先にも書きましたが、発見されるかどうかの点でのデメリットもありますから、物として残すかデータとして残すかどちらが良いか選択する必要があります。

引用:NHK出版 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000061992452017.html

まとめ・家族とのコミュニケーション

エンディングノートは残される人のためへのメッセージとしては有効です。物事がスムーズに進みます。しかし、ただ単純な情報として書き記すだけでなく、それ以外にも家族同士のコミュニケーションは欠かさない方が良いと思います。

親と子として多くふれあうことは大切なことと感じます。私自身の親もそうでしたが、年齢を重ねるにつれて物忘れが多くなります。そしてほんの少し前の思い出も書き換わってしまうこともありました。少し寂しく思う反面、少しでも思い出として残るように近くにいたいと思う気持ちも強くなりました。

まだ記憶がはっきりとしているうちに、書き始める時期にも注意して残すと良いでしょう。

遺品の供養とはどんなものをすればいいの?

遺品整理をしていて、どのように処理をしたら良いものか困る物というのもいくつか出てきます。きちんと供養をして処理してあげたいと思うのは当然のことですね。その遺品の供養についてどのように行われているのかをご紹介していきたいと思います。

遺品供養

遺品の供養といっても全ての家財品をするわけではありません、特定の品物を供養するわけです。遺品処理として処分しにくいものは遺品の中には混ざっています。普通ゴミのような形で処理をしてしまうというのは後味も悪くなります。心残りになるようなことは避けたいですから、しっかりと供養をしていきましょう。

何を供養すべきなのか?

何を供養するのか?というところでは、主に「お位牌」「仏壇」「人形」といったものの供養が多いです。どれも思いのこもったものばかりですよね。もちろんこれら以外でも気持ちのこもった物であれば供養はしてもいいと思います。

お焚き上げ

「思い入れ」があるものには魂が宿ると考えられています。「ありがとう」という気持ちで浄火をして天上へ還すというのが”お焚き上げ”と呼ばれるものです。お焚き上げによって供養していくわけです。

どこでお焚き上げをするのか?

お焚き上げというのはお寺や神社で行います。しかしどこのお寺や神社でも行っているわけでもありません。そして持ち込み出来るものには限りがありますから、事前に確認を取る必要があります。遠方の場合には宅配による依頼が可能なところもありますが、サイズの大きな仏壇というのは宅配では難しい場合もあるのでお勧めはできません。人形やお位牌までといったところでしょう。

遺品整理業者に依頼

ご自身でお焚き上げをしてくれるお寺や神社が見つからない場合には遺品整理業者に委託することも可能です。遺品整理業者は様々な方から依頼を受けたお品物を一度にまとめて「合同供養」という形式でお焚き上げをしたりします。サイズの大きな仏壇なども遺品整理業者であれば難しいことではなくなります。

お焚き上げにかかる費用

お焚き上げにかかる費用は、直接ご自身でお寺や神社に依頼する場合と、遺品整理業者を経由する場合では当然ご自身で依頼をされる方が費用は少なくなります。例えば数珠などの小さなものであっても数千円の費用はかかります。業者に依頼する場合はさらにもう少しプラスとなります。宅配を利用してでもご自身で行った場合、費用は少なく済むことが多いでしょう。

 

遺品整理の費用は誰が支払うべき?

 

遺品整理を始めるにあたって、仮に遺品整理業者を利用する場合は費用が発生します。ワンルーム程度のお部屋であれば数万円で終わるケースも多いですが、一軒家ともなれば数十万円の費用がかかってきます。その場合にですが、その費用を誰が払うのかということが問題になります。誰が支払うべきなのかについて考察してみました。

遺産相続人が誰なのか

遺品整理を始めるに前に誰が相続人なのかということが重要です。遺品の中には資産となるようなものが含まれている場合には相続人以外の人が持ち出すことは出来ません。まずは相続の権利を持つ人を調べることから始まります。一般的には配偶者や子供や兄弟ですが、まれに知られていなかった相続人というのもいたりします。

相続人による協議

相続人たちによって、遺品として残った物を分配するのかを協議もしなければいけません。形見として譲り受ける物や売却して換金するものもあることでしょう。そして残るものが遺品整理として処理される流れになっていきます。

遺言書がある場合

住宅の相続に関して法的に有効な遺言書がある場合は、遺言にある方がその住宅を受け継ぐことになるでしょう、そうなれば自ずと中の家財品もその方が整理をするというのが流れになるのではないでしょうか。

相続人放棄

相続人の権利があってもそれを放棄をする場合は、資産を受け取ることも出来ませんから、その家の中の資産になりうるものも持ち出しできなくなります。相続人放棄とは故人が大きな負債を抱えている場合に、相続人では支払えない場合に行使することがあります。

相続人による支払い

遺品整理の片付けにかかる費用というのは遺産を受け取る相続人が要るわけで、相続人によって遺品整理の費用が支払われるべきとなります。

そして、その相続人同士による分配が適切であると考えます。しかしケースによってはその住宅に新たにリフォームなどを行い住み始めるケースもあります。この場合はその住宅を使用する人によって遺品整理を進めることも考えれます。

また誰も住む人がおらず住宅自体を売却するケースも非常に多いです。この場合は住宅の売却金額から遺品整理の費用を差し引き、相続人同士で分配すれば良いわけですから単純明快で分かりやすいですね。

住宅を売却するなどで資産を受け取る場合は相続人同士で遺品整理の支払いでトラブルになることは少ないですが、支払いだけが残る場合は相続人同士でもめることもありますのでご注意ください。賃貸物件の場合は住宅は資産ではありませんから、住宅売却による相殺もできません。全てを支払わなければいけないということです。その時に「誰が払う?」ということになるわけです。配偶者・子供・兄弟という相続人同士で協議して費用を分配すべきでしょう。

生活保護を受けている人の遺品整理はどうなるの?とご質問されることもありますが、この場合は生前に病院へ入院することが決まり、家財処分をするというのであれば給付金が出る可能性があります。しかしお亡くなりになった後では「お葬式代」は出ますが、遺品整理の費用までは出ません。この場合はご家族である相続人の方々が負担をすることになります。生活保護の方の生前整理と遺品整理について

例え家族であっても相続人放棄をしている場合には、遺産も受け取ることも出来ませんから、遺品整理の費用を支払う責任も無いと考えれます。

 

遺言書作成のすすめ

家族のことを思うなら、その資産について「遺言書」という形で残しませんか?

なぜ遺言書が必要なのか?遺言書の意義などを分かりやすくご紹介していきます。

遺言書は遺書とは違い法的効力のあるもの

遺言書とはいわゆる遺書とは違い法的に効力のあるものですが、それは誰にでも書くことの出来るものでもあります。遺言書には二通りの書き方があり、「自筆証遺言書」と「公正書遺言」というものがあります。

何故遺言を書くのか?

昔の民法では、その家の長男が全てを受け継ぐことが多く全ての資産を長男が守るのが当たり前でした。しかし現在は時代が変わり、相続分も長男が全てとはならなくなり、法定相続人で分配するような形になりました。

被相続人はその資産の分配を自分の意志で決めることが出来るということが出来るということです。

例えば家屋は分割をすることは出来ません。遺言書が無ければ相続人同士が家屋のことについてもめるかもしれません。そこで遺言書に「〇〇に家屋を譲る」と記載があればその相続人が譲り受けることが出来ます。このようにトラブルを回避する目的もあるということです。

映画やドラマのような”愛人”や”隠し子”にというわけではありません。(笑)

自筆証遺言書と構成証遺言は何が違うのか

自筆証書と公正証書の大きな違いは、自分で書くのか専門家(弁護士・司法書士)や公証人の元で書くのかの違いです。

自筆証のメリット

  • 自分の好きな時に書くことが出来る
  • 作成するための費用を支払わなくていい

自筆証のデメリット

  • 法的効力のあるものなので、書き方を間違えると無効になる
  • 改ざんや偽造の恐れがある
  • 破れてしまうと効力が無くなる
  • 家庭裁判所で検認申し立てをしなければいけない

※遺言書は相続人であっても勝手に開封出来るものではありません。家庭裁判所で検認の手続きを取ってから開封することが出来ます。

公正証書のメリット

  • 改ざんの心配がない
  • 原本を保管してもらえる
  • 専門家・公証人の元で間違いのない遺言書が作成が出来る
  • 相続開始後に、すぐに名義変更などが出来る

公正証書のデメリット

  • 管理や更新の費用がかかる
  • 作成のために弁護士・司法書士・公証人への費用・手数料がかかる

いつ遺言書を書き始めるのか?

遺言書の作成時期というのはいつからというものはありません。しかしご自身がはっきりとした判断能力があるうちに行わなければいけないことです。

「何を誰に」など資産に関わることですし、家族関係や役割分担などを考えて作成しなければいけません

遺言書を作成したくても出来ない時があります。

  • 認知症になったら作成できません
  • 強要されての遺言書作成はできません
  • 意思が確認できないような状況であれば作成できません

認知症になってしまった場合というのは遺言書の作成が難しくなります。軽度な場合でしたら、専門家の指導で作成できる場合もあります。いずれにしてもしっかりしているうちが良いでしょう。

遺言書というのは自分の意志で描くものです。誰かに脅迫や強要されて書くものではありません。もしそういった遺言書であれば無効となります。

既に病院や寝たきりなどの状態で、意思疎通が交わせない状況にあれば遺言書の作成はできません。話が出来る、筆談が出来るかがポイントです。

どんな時に遺言書を書いた方が良いのでしょうか?

全ての方が遺言書を書いた方が良いわけでもありません。どういった時に遺言書を書いた方がいいのかご紹介していきます。

  • 財産と呼べる資産があるが、その分け方が決まっていない
  • 法定相続人が3人以上いると遺産分割がまとまりにくいことがあります。
  • 再婚をしていて異母兄弟がいる。
  • 資産の割合で現金よりも土地の割合が多い
  • 自分が決めた相続人に多く譲りたい
  • 相続人は複数いて、現金の資産が無くて不動産の遺産しか無い場合
  • お子様がいない場合(実子への相続が無く、兄弟が相続人となります)

以上のような内容で複数当てはまる場合は遺言書を作成したほうが良いかもしれません。

※どのように自分の資産を分配するかを決めることが出来るのが遺言書の良いところです。

遺言書作成の失敗事例

せっかく家族のために思って作成する遺言書であっても、法的効力が無ければ意味もありません。間違ったやり方をしないことが大切です。

事例

  • 自筆で書いたために書式などで不備があったりしたとき
  • 弁護士や司法書士といった専門家の元で作成していないため、遺産分割などがスムーズにできない
  • 税金などの支払いが複雑になってしまった

この原因となる多くは自分の考えで買いてしまったためによる記述ミスなどです。一度は専門家に相談されることをおすすめします。

遺言書の作成と流れ

弁護士・司法書士に遺言書の作成には約1月ほどあれば出来上がるでしょう。

  1. 必要書類の収集
  2. 資産の調査
  3. 文面の原案作成・被相続人へアドバイス
  4. 被相続による自筆証遺言の作成
  5. 公証人のチェック
  6. 公証役場で公正証書遺言書が完成

おおまかな流れはこういった感じです。

 

※遺言書が作成されたからといっても誰かの独り占めということではありません。

遺言書に相続させる人の氏名が一人だけあったとしても”遺留分請求”ということが出来ます。簡単にいますと一人占めは出来ないわけです。その他の相続人にも生活がありますから、その人たちの保障のために請求する権利があるわけです。

遺言の執行人を決めておく

遺言は中立に執行されなければいけません。相続人が執行するというのは公正中立とは言えません。たとえ家族といっても資産に関わることなので、変な思惑が頭をよぎることがあるかもしれません。それであれば家族とは関係のない中立な人を執行人として選ぶのが一番良いでしょう。

この場合の執行人というのは信託銀行であったり、弁護士や司法書士といった方が行うわけですが、そこには手数料が発生します。

例えば信託銀行の場合ですと100万円以上の報酬が発生したりします。司法書士の場合でも20万以上はかかります。この手数料には大きな金額の開きがありますから、執行人選びも慎重に行うべきです。

まとめ

現金や不動産といった資産がある方は特に遺言書の作成に関しては元気な時から気にかけておいた方が良いかもしれません。認知症が起きてしまったり、作成できるような状況ではなくなった場合に作りたくても作ることも出来なくなるからです。ご自身の資産を誰にどのように分配したいのか、明確にそれが分かっているのであれば早期に作成されるのが良いでしょう。

それも自筆でなく公正証書として作成されることが法的にも安心できますし管理にも心配がないのでおすすめ出来ます。

家族で行う遺品整理のより良い方法

家族行う遺品整理のやり方は特別なことではありません。一般的な整理なので、普段ご自宅で片付けをしているような感じでもあります。そして効率を考えてどのように進めていけばやり易いかをご紹介していきます。

まず作業を始めるために準備するもの

遺品整理を始めるにしてもまずは道具などの準備をしなければいけません。どんなものを用意するかと言いますと。

  • 手袋
  • ごみ袋
  • ビニールひも
  • (場合によっては)毛布
  • (場合によっては)バール
  • (場合によっては)のこぎり・丸鋸

手袋は軍手でも良いのですが、軍手は滑りやすいのでできれば表面にゴム加工してある”グリップ”という商品が家具や大型家電を持ち運びするときには使いやすいです。

ごみ袋は百均で売っているごみ袋を使う人も多いでしょうが、結構破れやすいので、業務用のごみ袋がおすすめです。私たちはジャスパックの0.05mmの70リットルを使います。45リットルですとすぐにいっぱいになってしまうのと、90リットルですと大きすぎて中にいっぱい入れすぎると持ち上げにくいというデメリットがあるからです。

ビニールひもは本を縛ったりするときに使います。毛布は大きな家具を玄関まで移動するときに使うのですが、使い方は後にご紹介いたします。

手順

やみくもに作業を始めても疲れてしまうだけです。効率的になるべく手間のかからない作業手順で進めていきましょう。

上手くリユース・リサイクルをすることで楽に進めていきます。

  1. 形見分けや貴重品を探し出し、間違って捨てないように管理します。
  2. 食物関連の処理をする
  3. リサイクル業者に査定の依頼と引取り
  4. 衣類をひたすらごみ袋に詰めていく
  5. 売れ残った本や紙類をビニールひもで縛る
  6. 食器などの燃えないゴミ・燃えるごみ・プラスチック・ペットボトル・ガラス瓶など仕分け
  7. 最後に家具・家電を搬出
  8. 終了

大きな流れはこのようなところです

形見分けや貴重品の整理は一番最初のステップです。これを済ましてからでなければ先へは進めません。一通り大切なものを見つけ出して整理へと取り掛かります。

そしていよいよその他の整理に入っていきますが、まずはお家の中にある食品類は最初に処理をしましょう。冷蔵庫の中身も早めに処理をしないと腐敗が進みますから、悪臭の原因となります。乾物類や調味料なども同じように処理します。

まだお家の中が片付いていない状態でも構いませんから、リサイクル業者(総合的に買取してるところが一度に済んで手間がかかりません)を呼んで買取などの出張査定をしてもらいましょう。なぜなら自分で整理を進めてしまうと、業者が買取や引取り出来るものも処分してしまうことがあるからです。まずは査定をしてもらって、何が売れてどこまで引取りをしてもらえるかを教えてもらう。そうすれば残りを整理すればよいわけです。

(時計や貴金属やブランド鞄などがある場合は小さなものなので、質屋さんや専門店に持ち込みするのも良いでしょう。リサイクルショップよりも価格が高い場合が多いです。)

業者によっては即日に引取りをしてくれる場合もありますが、それが出来なければ日程を調整して、それまでに中身を出しておくようにします。同じような手順で、本などは出張の古本屋さんを呼びましょう。買取金額は期待できるものではありませんが、本は重たいので自分で処理するより楽になります。

リサイクル業者の引取りが終わった後の残りがすべて整理となります。ここからの仕分けは衣類、燃えるごみ、燃えないゴミ、ミックスペーパー、ペットボトル、ガラス系、売れなかった家具・家電などの粗大ごみ。これらを仕分けします。

そこでのポイントとしては、複数の作業同時にするのではなく、なるべく単調な作業にすると楽になります。

衣類なら衣類だけを集めるということです。燃えるごみや燃えないごみの仕分けなど複数のことを同時にすると混乱しがちで間違えやすいです。

仕分けが終わったものから曜日に合わせて順番にふつうゴミとして出していきます。まずは袋詰めをしたものを出して、最後に売れなかった家具や家電を処理していきます。袋詰めのものがいたるところにあると、大きなものを運び出すときの障害になります。

これで全ての工程が終了になります。

遺品整理にかかる期間

ご家族が遺品整理をしようと思った場合に近所に住んでいれば別ですが、移動のことも考えると数か月はかかると思ってください。まとめて作業をするにも一度に大量の物を普通ゴミとして置くにもご近所さんの手前置くことはできない…そういった事を気にされて作業が進まないと言われる方もいます。

収集の曜日は異なるので、曜日ごとに足を運ばなければいけないということも作業を送れさせます。

3LDK以上の一軒家の場合ですと、2tトラックで4台以上はありますから、これらをこまめに出していかなければいけません。整理にかかる期日は早い方で3か月、ペースによっては半年もしくは1年はかかることでしょう。

仕分けが一番大切で手間がかかる

きちんと仕分け分別をしないものは普通ごみで出す場合は収集してくれません。一軒分の仕分けは大変で手間もかかりますが一番重要です。

お家の中でボリュームがあり仕分けすべきもの

  • 本・紙類
  • 衣類
  • 食品類・キッチン周りのお皿などの食器

上に挙げた物はお家の整理をしていると一番多く出てくるものです。特に衣類と本は人にもよりますが、ボリュームとしてかなり比重高いです。

収集日

収集日はその地域で出せる曜日が決まっています。収集日を確認をして間違えないように出していきましょう。量が多い場合は近隣の方への配慮も必要ですから、声をかけておくのが良いでしょう。

大きな家具や家電の処理

30センチを超える大きな物は、粗大ゴミとして市町村の収集もあります。

粗大ゴミの収集は費用は安いので良いところです。粗大ゴミの収集では運び出しまではしてもらえませんので少し大変ですが、お家の中での移動は家具の下に毛布を敷いて引くようにしていくと楽に玄関まで運び出しできます。ただし二階建ての場合には使えない方法ですが。

二階建ての場合で一番困るのが、業者搬入で吊り上げで入れたような家具です。下すときは吊り下げでなければ出ません。業者に依頼をせずに少ない人数で出したいのであれば、それを解体するしかないです。バールという工具を使ってバラしていきます。小さくすることで階段から運びだせます。出したものは30センチ以内に小さく切りまとめておけば、普通ごみとして収集してくれます。

行政では収集しない家電品

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・衣類乾燥機。(これらは家電リサイクル品と呼びます)パソコン・バイク・ピアノ、180センチを超えるような長いもの(ウッドカーペットやサーフボードなど)金庫などの重量物といったものは行政での収集はありません。

ではどのように処理をするかですが、家電リサイクル品の場合の処理の方法は3つです。

  • 家電量販店に相談
  • 不用品回収業者に依頼
  • 指定場所へ自分で持ち込みする

家電量販店は購入しての引換ではないので必ず受け入れてくれるわけではありません。それでも一度聞いてみるのも良いでしょう。

不用品回収業者に依頼をすることも出来ますが、価格がどこも同じではないので事前に確認をして依頼をしましょう。

指定場所への持ち込みというのは、それぞれの地域に家電リサイクル品を持ち込み出来るところがあります。郵便局でリサイクル料金を納めてから指定場所に持ち込みすることが出来ます。しかし冷蔵庫や洗濯機など大きなものをどのように運ぶのかが少し問題になるところです。

パソコンに関してはPCマークがどこかに記載があれば、これはメーカーに依頼をすれば無料で引き取りしてくれます。しかしその前にはデータの消去などはご自身で行いましょう。

原付バイクも収集は行っていませんが、メットインスクーターなどは不動であっても無料回収してくれる業者は多数あります。

ピアノは売却することが出来れば良いですが、売れないものは無料回収業者もあります。基本的には3本ペダル以上であれば無料回収してくれるでしょう。2本ペダルなどは費用がかかると思いますが、相場としては3.5万円~位です。

ウッドカーペットやサーフボードなどは短くカットすれば収集はしてくれます。

金庫は販売メーカーに問い合わせすると引き取り業者を紹介してくれることもあります。

行政の収集が無いものに関しては不用品回収業者を利用するのも方法の一つです。

まとめ

遺品整理のやり方とは決まったものがあるわけではありません。しかし手順のやり方が明確に分かることで効率よく仕分けも出来ます。ご家族で行う遺品整理には3か月から1年を目安に考えておいた方が良いです。

まずは売れるものをリサイクル業者に引取りをしてもらいあらかた片づける。そのあとにご家族で仕分け整理をするのが一番スムーズでしょう。

2階からの大型家具の運び出しがある場合は、現実的にはご自身だけでするには困難なこともあります。無理な場合には業者依頼を含めるのも有効です。

いずれにしてもご家族で行う遺品整理をする場合にはスケジュール確保などは計画的に進めることが大切です。

この記事を読んで良いと思ったらシェアお願いします。

遺言書とその遺品整理

遺言書とは?

遺言書とは被相続人が生前に自分の資産をどのように分配するのかを自分の意志によって決まることが出来る法的効力のある文書です。もしそういった遺言書が出てきた場合には、遺言に従って遺品整理を進めなければいけません

遺言書は勝手に開封しない

遺言書が見つかったからといって自由に開くことは出来ません。家庭裁判所の検認を済ませて開封することになります。もし勝手に開封してしまった時には、遺言が無効になることはありませんが5万円以下の過料に処される可能性があるので気を付ける必要があります。

遺言書は法的効力があります

遺言書は弁護士や司法書士の元で公正役場で作成され管理し、法的に効力のある文書となります。取り扱い保管も厳重にしなければいけません。

遺言書には種類があります。

  • 自筆による遺言書
  • 公正証書遺言

自筆による遺言書というのはパソコンやワープロなどを使わずに自分の自筆による遺言の作成方法です。これは民法で定められています。

第968条
  1. 自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。
  2. 自筆証書中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。

wikibooksより参照

公正書遺言というのは公正役場で作成管理されることで、自筆の遺言よりも秘匿性も高く偽造の心配もないというメリットがあります。

家庭裁判所での検認が必要

遺言書は家庭裁判所で検認をして開封をすることになります。何故自分達で開封していけないのか?それは偽造されることを防止するためです。多額の遺産があることで偽造を試みようとする人が少なくないということからでしょう。

検認には申し立てをする必要があり、申立書と手数料800円が要ります。家庭裁判所は最寄りとなります。全国の裁判所所在地マップ

家庭裁判所に提出する申し立てに必要な書類

提出する書類はご自身でも揃えることも記入することも可能です。

(1) 申立書(6の書式及び記載例をご利用ください。)

(2) 標準的な添付書類

※ 同じ書類は1通で足ります。

※ もし,申立前に入手が不可能な戸籍等がある場合は,その戸籍等は,申立後に追加提出することでも差し支えありません。

※ 戸籍等の謄本は,戸籍等の全部事項証明書という名称で呼ばれる場合があります。

※ 審理のために必要な場合は,追加書類の提出をお願いすることがあります。

【共通】

1. 遺言者の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

2. 相続人全員の戸籍謄本

3. 遺言者の子(及びその代襲者)で死亡している方がいらっしゃる場合,その子(及びその代襲者)の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

【相続人が遺言者の(配偶者と)父母・祖父母等(直系尊属)(第二順位相続人)の場合】

4. 遺言者の直系尊属(相続人と同じ代及び下の代の直系尊属に限る(例:相続人が祖母の場合,父母と祖父))で死亡している方がいらっしゃる場合,その直系尊属の死亡の記載のある戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

【相続人が不存在の場合,遺言者の配偶者のみの場合,又は遺言者の(配偶者と)の兄弟姉妹及びその代襲者(おいめい)(第三順位相続人)の場合】

4. 遺言者の父母の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

5. 遺言者の直系尊属の死亡の記載のある戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

6. 遺言者の兄弟姉妹に死亡している方がいらっしゃる場合,その兄弟姉妹の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

7. 代襲者としてのおいめいに死亡している方がいらっしゃる場合,そのおい又はめいの死亡の記載のある戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

遺言書の相談は弁護士へ

申立書は書類の不備がある場合は受理してもらえませんし、書き損じなどがある時も訂正を行ったりと手間がかかることがあります。誰しも不慣れなことですから当たり前です。もしご自身での書類作成が難しいようなら弁護士、もしくは司法書士へ相談されることをお勧めいたします。士業の方たちは間違いもありませんし、書類を集めることも代行で行ってくれる場合もあるからです。

まだ遺言書が見つかっていない時

公正役場で作成された物なら既に保管されていますから安心ですが、(作成したことを聞いていて)自筆による遺書がまだ見つかってない場合には、それらを探す必要があります。大切な物なのですがおおよそ仕舞い込むところというのがあります

遺言書がありそうなところ

タンス/食器棚/仏間/金庫、貸し金庫/寝室/書斎の机の中/会社のオフィスの机、金庫

こんなところに保管されているケースが多いので、もしまだ捜索の途中でしたら今一度探してみましょう

遺言書が見つかった時点で遺品処理は中止しましょう

遺品整理の途中で遺言書が見つかったならば、一度作業は中断しましょう。遺言書に遺品についても書かれているかもしれません。遺言に書かれているものを勝手に処理は出来ないからです。検認の申し立てを終えてからの再開となります。

遺言書の下による遺品整理

仮に遺言書に「美術品一式を〇〇へ譲る」や「貴金属・宝石類は〇〇に譲る」と誰かを指名して記載があれば他の相続人はそれらを自由に持って行くことは出来ません。分割協議をしていたとしてもです。仮にその遺言の分配に不公平が生じている場合は「遺留分請求」という方法もありますが、とりあえずは遺言書に記載されていることが優先となります。

まとめ

遺言書は法的効力のあるものなので、もし見つかったら勝手に開封せずに家庭裁判所に申し立てを行い開封してください。もしまだ見つかっていない場合も、ありそうな場所を今一度捜索してみましょう。遺言書がある場合は遺言書にのっとって遺品整理をすることが重要です。

遺品整理の相場とは

遺品整理の相場価格

遺品整理は親族たちで行うことも可能ですが、実際のところ家が離れている場合は作業も難しくなり捗らないこともしばしばあります。そんな時に遺品整理業者を利用して片付けをされるかたも増えてきました。そこで気になるのが遺品整理の費用です。一体いくらくらいでやってもらえるのだろう… 知人友人から聞いた話でしかなく実際の金額が分からず、高額請求されたら怖い…と相談も出来ない方も多いかもしれません。ここではそんな遺品整理の相場価格をご紹介していきます

遺品整理にかかる費用

遺品整理にかかる費用としては作業費として人件費がまず必要です。広い間取りで大きなお家となると一人二人では作業出来ません。数人のスタッフが必要になります。1日で終わる作業もしくは2日かかる作業でも人件費が異なります。

次に遺品処分にかかる費用です。形見分けなどご家族様が引取りされる物以外で不要となるものが遺品処分となります。それらを家電・家具・金属・衣類・紙類・プラスチック・ガラスなど細かく分類することでリサイクル可能な物など仕分けていきます。しかし最終的にはゴミ処理になってしまうものは出てきます。このゴミ処理費用ですが一般廃棄物処理業者に依頼することになりますが、安くはないです。1キロ当たりの重さで収集するところと立米といって1立方メートル当たりの容量で価格を決めている業者があります。そして収集運搬を依頼する場合には、ゴミ処理の費用とは別に収集運搬費用もかかります。

これが大まかな遺品整理にかかる費用です。遺品処理になるものが少なくなればなるほど安くはなります。リサイクルしやすいものだけが残っていて、分別がしっかりできているというのもコストを抑えて出来ます。

混在している時が一番手間のかかる作業となりコストがかかります

一軒分の整理をしていて見かけの大きな物というのは作業に困ることは少ないです。タンスの中に入った洋服や本棚に詰まった本なんかも大したことはありません。一番手間のかかるのはキッチン周りです。食器とか鍋、調理用具、や乾物などの食物関連など、色々な物が混在しています。それらの仕分け分別は他のお部屋よりも時間も手間もかかります。リサイクルも難しい物も多いので、キッチンがギッシリと詰まっているようですとコスト高になりやすいです。出来るだけご家族で処理をされると費用が安くなるかと思います。余談ですが、誰も住んでいない家の場合は食物関連は早めに処理される方が良いです。過去にもありましたが、電気を止めてしまったために冷蔵庫の中の食品が腐敗してしまったことがありました。かなりの臭気で大変でした。 食物関連は遺品整理の中で一番最初に始めないといけないところなので、業者依頼をする前に事前にされることをおすすめいたします。

間取りによってもお家の大きさによっても費用は異なります

間取りで3LDKといっても、床面積が80平米の3LDKと120平米の3LDKでは全然違うと思いませんか?実際にもありましたが、120平米のお住いの3LDKの場合ですと、80平米に比べると一つ一つの家具が大きかったりしました。そうなると作業や使用する車両も変更しなくてはいけません。そういったことから遺品整理の料金表のようなものがあっても間取りだけでは分かることばかりではありません。そうなると必ず見積もりを取ってからでないと費用は確定できないということになります。

一般的な費用の目安

おおよそですが、現在の遺品整理業者の費用をリサーチしてみると1立米あたりの単価は10000円~15000円位で推移しているようです。(単価×荷物の量でおおよその金額が分かります。)ワンルームお部屋で荷物少な目の場合であれば3立米~ですので約35000円位~といったところでしょう。これはミニマムな最低な費用と思った方が良いです。足の踏み場もないようなお部屋もありますが、そういったお部屋の例ではありません。

一軒家や一軒分の遺品整理となるとガレージの中にも不要な物があったりと、家の中だけでは済まないこともあります。エアコンの取り外しが必要であったり、倉庫の解体が必要であったりと、付随するもろもろの作業も出てきたりします。そうなってくると最終的な費用ととしては一軒当たりは30万~50万位の出費は必要になるかもしれません。しかし業者によっては60万~100万位の見積もりをするところもあります。ですが、100万だから高額請求かといえばそうでない場合もあります。実際にそれくらいかかる内容もありますので、1社だけで決めるのではなく2~3社くらいの見積もりはあっても良いでしょう。しかしただ安いというだけで選んで失敗することもあるので、きちんと業者の人間と対話をして契約することが重要です。

費用を安くするための工夫

遺品整理の費用が思った以上にかかるなと感じられたなら、遺品処理の中からで売れるものは売るということをして費用を抑えるのも工夫の一つです。しかし「何が売れるのか分からない…」と悩まれる方も当然いるでしょう。あれこれネットで調べておられる方も多いです。時計や貴金属といった分かりやすい物は誰にでも見つけることは出来ますが、実はそれ以外にも買取出来るようなものはあるんです。しかし一般の人にはゴミのように映って捨ててしまっている事例も結構あります。後から聞いて「捨ててしまった」とお話を聞くことが多いです。そうなることを避けるのであれば遺品整理を始める前に遺品買取りから始めることが良かったりします。遺品買取で安く抑える

まとめ

遺品整理の相場とは業者によっても異なります。作業の内容によっても追加費用がかかりますので、実際に現地で見積もりを取ることが必要です。見積もりを依頼する業者は2~3社くらいあれば十分相場価格を把握できると思います。そして業者選びはホームページの内容を鵜呑みにせず、実際に対話することで選ばれることをお勧めいたします。

遺品整理で出て来る大量の本の処理方法

遺品整理で出る本の片付け

遺品整理をしていると、家の中の荷物としてそのウェイトの多くを占めるもので「紙」や「本」というのがあります。書籍だけなく漫画や新聞や広告・ノートやプリント用紙など、一軒分をまとめるとかなりの量になります。お家によってそれぞれですが、多いところだと軽トラックに山盛り一台分以上あったところもありました。それだけの量となると整理はかなり大変です。業者であればすぐにトラックに積み込みしてと片付くのですが、一般の方がされる場合は結構な労力となります。なるべく手間も少なくて楽に出来る方法などをご紹介していきます。

古本は資源ごみとして扱われます

まず古本や紙類というのは「古紙」として資源ごみとして扱われます。段ボールや書籍・雑誌や新聞・ミックスペーパーといた分類をされます。いずれも溶かされリサイクルにされるものですので、燃えるゴミ扱いではありません。出来ればリサイクルをしていきましょう。

運び出しが大変なのでこまめな作業

本の整理をしていて何が大変かというと運び出しがすごく大変なんです。何百冊とある本の場合は一度に持てる量も限られます。重ねると非常に重いです… それを何度も何度も往復しての運び出し。一軒家とかで運び出す場所が近いと良いのですが、大型マンションでゴミ置き場が遠かったり、古い団地の階段で5階とかになるとかなり疲れる作業になるかと思います。

古紙の回収は日にちが決まっています

古紙の回収日は一週間に一回とか月に一回など曜日が決められているところが多いと思います。その曜日に合わせて出さなければ処理できないということになるので、それに合わせて作業をしなければいけないという不自由さがあります。

古紙業者に直接持ち込み

もし集団回収による収集を待っていられないという時には古紙業者に直接持ち込みということも出来ます。しかし、量がある場合はセダンタイプの車ではいっぱい積むことは難しく、ワンボックスやツーボックスタイプの荷台が広い車が適しています。重量が増すので走る時には十分注意してください。

古紙業者に持ち込みする時には業者のトラックの出入りが多く、一般の人が来ることも少ないので一般の方のための誘導をしていないことが多いです。安全なところに車を停めて構内の係の人に尋ねて指示に従って下すようにしましょう。古紙業者によってはコンテナボックスがありそこに自由に入れて良いところもあります。それぞれ分類別に古紙を入れていきます。

古紙の中に混ぜてはいけないもの

古紙の中に混ぜてはいけないものもあります。それはダイレクトメールで届くような郵送物を入れているビニール。届いたときのままでビニールを剥かずにしているのがありますが、古紙として処理する場合は取らなくてはいけません。あとはクリアファイルです。クリアファイルに入ったままのペーパーを混ぜることは出来ません。ファイルだけ全部取る必要があります。取ったクリアファイルはプラスチックごみです。バインダーなど金具やプラスチックが付いているものも混ぜてはいけません。紙だけが古紙としてリサイクルになります。それとノートの端が金属の線でらせん状になっているもの。これも金属が含んでいるのでそれぞれ分ける必要があります。

こう考えると結構手間なこともあるのですが、これをすることによってより良いリサイクルが出来るようになります。

売れる本との仕分け

古紙といっても全てがリサイクル(再資源化)されるわけでもありません。古本として再販出来るものも当然あります。ではどういった物が古本として売れるのかご紹介していきます。

  • 漫画
  • 文庫本
  • 情報書籍
  • 医学書
  • 雑誌

大きく上げるとこんなところです。しかし実際のところ値段が付きやすいのは漫画と文庫本くらいだと思ってください。それ以外の物はほんの少し値が付くか無料引き取り程度です。漫画といっても大手チェーン店の古本屋さんでも一冊20円とか50円程度です。しかしゴミとして扱われないだけ良いですし、次にご紹介しますが引き取りの手間削減にもなります。

出張サービスの利用

出張による買取サービスを利用されれば古紙としてゴミ置き場に運び出す手間も少なくなります。自分で何重往復もすることが無くなるだけでも楽になりますよね。買取してもらえる品目は決まっていますので、全てが無くなるわけではありません。それでも少しでも減ればだいぶ負担は減るのは間違いないです。ブックオフなどが出張による買取サービスを行っていますね。

店舗への持ち込み

店舗でも買取はもちろん行っています。持ち込みの場合は漫画や文庫本を中心に売れ筋だけを持って行った方が良いと思います。仮に売れなければ持ち帰りになる可能性もあります。無料で引取りしてくれる場合が多いですが。大量の漫画を持ち込みする場合は検品の時間もかかるので、ある程度時間に余裕を持って行くようにしましょう

まとめ

遺品整理ではなにかと大量に出て来る本ですがきちんと分類すればリサイクルが可能なものです。そして中には古本として売れるものもありますから、出張買取サービスを利用するなどで整理の手間が省けるような工夫をすることで遺品整理も楽になります。これを読んで何かお役にお立てください。

遺品整理で漫画の売り方、処分の方法

遺品の漫画での整理

遺品整理をしていると書籍類がかなり多かったりします。その中でも漫画というのもかなりの割合を占めていたりしますが、古紙としてリサイクルも可能ですが、古本としては文庫本やその他の書籍などがあります。その中でも漫画というのは本屋さんとしては売れ筋ですので多く在庫を抱えておきたいアイテムになります。漫画として価値の高い物も中にはありますし、ごく一般的な漫画でも販売が可能なものもあったりします。処分すべきか売却するかなど、その方法についてご紹介していきます。

売れる漫画

漫画本といってもどんな漫画でも高く売れるのかといえばそうでもありません。高くなるものというのは「希少性」というのが重要です。つまり世の中に出回っている数が少ないものであり、なおかつ人気もあるものということです。数は少なくても人気が無ければ高値にはなりません。逆に人気はあっても数が多く出回っているのなら、どこでも手に入るのでこれも高値になりにくいです。ですので、この二つの条件を兼ね備えたものが高値で売れるということになります。

「そんなのすぐに見つからないよ」と思われた方もいるでしょうが、だからこそ希少価値があるんです。

では一般的にありそうな漫画の中で、どのような漫画が売れるのかをご紹介していきましょう。

例えば漫画本で1巻から始まって、全部揃っている、もしくはほとんど揃っているようなものであれば評価もされて売りやすいです。バラバラで不揃いのものの場合は評価下がりますし、フリマアプリのようなところに出品しても買い手がつかない場合もあります。古本買い取り店ではも1冊数十円程度、もしくは無料引取となることもあります。出来る限りお部屋の中で見つけて揃えて売るのがベストです。

漫画自体の売価に価格差はありますが、だいたい売れます。しかし古本ショップへ売った場合は思った程の価格にならずにがっかりするかも知れません。一冊20円~50円とかそんなレベルです。お店に持って行っても量がある場合は検品のために1時間くらいは有にかかります。100冊持って行ってようやくそこそこの金額になるくらいですね…労力もかかりますが…

もしそれが嫌だったら「メルカリ」や「ヤフオク」といったところで売ると意外な価格になるかもしれません。

フリマアプリを利用する

スマホの携帯でダウンロードする「フリマアプリ」。もう使っている方も多いかと思います。漫画の画像を撮って、本の汚れなどの状態や“全巻セット“や“一部欠品“といった商品説明を載せて出品すればOKです。自分の希望価格があれば(相場に見合った価格)その金額で出すことも出来ますし、オークション形式で「100円スタート!」というのも良いでしょう。落札者が出たら、その漫画を梱包して発送するだけです。

手間は少しかかりますが、古本ショップで売るよりも高く売れることは間違い無いです。

希少性のある漫画を売る

漫画のなかでも発行部数の多い「ワンピース」のようなものの場合はおおよその相場というものがあります。出品者も多いですからそこまで高値にはなりません。しかし昭和の漫画などで発行部数も少なくて、現存数の少ないものは高値になる可能性があります。物の相場というのは人気の度合いと希少性によって跳ね上がったりするものです。

もしこんな漫画が出てきたらお宝価格になるかもしれません。これも同じようにご自身で出品すると良いでしょう。もし出来ない場合は、大手古本ショップではなく、骨董や古道具を取り扱う買い取り店の方が高く買ってくれるでしょう。それというのも大手古本ショップでは、そのような希少性のある本でも、他の古い本と同じような査定になることが多いからです。希少性というところまでは査定してもらえない場合があるということです。

大量にある漫画の引き取り

もし漫画が大量にある場合はこれまた苦労します。売るのも大変な労力です。このような場合は出張で引取に来てくれる古本屋さんはありがたいですね。もちろん引取に来てくれる経費もあるので、その分査定額は自分で売るよりも安くはなります。手間を省くか金額を取るかといったところです。

売れ残った漫画

もしも売れずに残ってしまった漫画があったのなら、これはもう処分しかありません。その処分というのも“燃えるゴミ“ではありません。紙は資源ゴミ扱いで再利用ができます。古紙回収の日に出す、もしくは古紙業者のところへ持ち込みすれば良いです。

まとめ

漫画が売却できるものですが、不揃いであったりすると売りにくくはなりますから、できるだけセットで売るようにしましょう。ショップに売るか自分で売るかで売価が変わってきますから、手間をかけても高く売りたいならフリマアプリを使って売却しましょう。大量な漫画で、「自分では無理かな…」と思ったらショップに出張で買取に来てもらうのも良いです。

もし売れ残った時には資源ゴミとして古紙業者に引取してもらいましょう。